【技術革新】試作期間2日→たった6時間に!家電メーカーのストラタシス3Dプリンタ採用事例

3Dプリンタを活用し、従来のCNC工作機械では2日間かかっていた洗濯機部品の試作品が、わずか6時間で作れるようになった家電メーカーの成功事例をご紹介します!


ライバルより圧倒的なスピードでの開発を可能に!

世界でNo.1の生産シェアを誇る中国の家電メーカー「ハイアール」子会社のHaierMolds社。

「業界に革命を起こす」これまでの家電業界の常識を覆すような商品やコンセプトモデルを続々と発表する同社は、革新的なデザインと効率的な生産に対する需要を、目まぐるしく変化する市場環境でいかに満たすかという課題がありました。

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従来はアウトプットまで長期の時間を要し、多くのマンパワーを必要とする試作用CNC工作機械など、従来型の製造工程を常に使用してきました。

しかし、市場投入までの時間を最小限に抑えることと、より革新的なデザインを創造する事を目的に、ストラタシス社製3Dプリンタ「Fortus 900mc」を導入しそれらの課題を改善する事ができたのです。
「洗濯機のコンポーネント部品を形にするのに、それまでは2日かかっていましたが、ストラタシス製3Dプリンタのおかげで、同様の部品をたった6時間で制作、製品の市場投入までの期間を69%も削減することができます。さらに品質を落とすことなく、造形作業を無人で一晩で完了させることができました。」

±0.05mm以内の正確な嵌合性と形状で生み出す「微細な精度」の部品

以来ストラタシス社製3Dプリンタは、HaierMolds社の研究開発の各局面において、様々な方法で採用されています。

美しい製品デザインを容易にするための
・洗濯機フロントパネルのコンセプトモデル
・完璧な嵌合性と形状を確保するためのベゼルとフタの組立試験
・ドラム、バランスリング、排水弁等の機能モデル

これらをプリントし実際の機械に取り付けて機能試験を行い、各部品が期待通りの性能を発揮することを確認しています。

6_4洗濯機の水流調整システムに使用するコネクションチューブ
6_5洗濯機の操作部分に使用するコントローラーつまみの製品(左)とプロトタイプ(右)

設計・開発・生産管理部門から選ばれている世界No.1シェアのストラタシスの3Dプリンタ

6_7 ストラタシスは、「FDM(熱溶解積層方式)」や「PolyJet(インクジェット方式)」の3Dプリンタを幅広いラインナップで提供しています。
特に「FDM(熱溶解積層方式)」は、ストラタシスが1980年代後半に特許を取得した造形方式です。

世界シェア50%を超えるリーディングカンパニーとして、NASA、ランボルギーニ、シェパード空軍基地、アディダス、パイオニア、アイリスオーヤマ、サーモスなど、開発期間短縮、コストダウンを実現した企業は多数。

20年以上の実績から、お客様に最適な3Dプリンタをご提案いたします。