【補助金 ・助成金】「ロボット導入実証事業」 採用 230例から見るロボット活用アイデア

労働生産性向上、過酷作業・熟練技能の代替支援などに!

1.「ロボット導入実証事業」とは?

  「ロボット新戦略」(平成27年2月10日 日本経済再生本部決定)では、我が国を「世界一のロボット利活用社会」にするという目標を掲げ、ロボット利活用による様々な分野における人手不足の解消や生産性の向上等の社会的課題の解決に向けて、国を挙げて取り組むとしています。

  この「ロボット新戦略」に基づき、ものづくり分野やサービス分野におけるシステムインテグレーションへの支援等を通じたロボット未活用領域の開拓や、公共空間で活用可能なロボットの社会実装の促進といった政策目標の達成に向けた実証事業等の実施を目的とします。

【A】未活用領域における導入実証・FS(実現可能性調査)事業

ものづくり分野や、サービス分野におけるロボット未活用領域へのロボット導入の実証を行う事業者に対し、当該実証事業に要する費用(ロボットシステムの設備費用、SIerによるシステムインテグレーション費用 等)の一部を補助します。

【補助金上限額】導入実証:3,000万円、FS:500万円
【補助率】中小企業:2/3、大企業(中小企業以外):1/3
三品産業(食品・化粧品・医薬品産業)又はサービス産業におけるロボット活用であって、これまで当該分野における活用が進んでこなかった阻害要因を明確に特定し、これを解決するためのロボット導入実証やFSを行う計画を対象とします。

【B】コスト削減に向けたSIプロセス実証事業

【補助金上限額】3,000万円
【補助率】中小企業:2/3、大企業(中小企業以外):1/2
ロボットシステムの構想・設計・導入を担うシステムインテグレータと密に連携し、ロボットシステムの導入におけるシステムインテグレーションのコストを削減する設計手法の実証を行う計画を対象とします。

【C】公共空間におけるロボット社会実装プロジェクト

【補助金上限額】導入実証:3,000万円、FS:500万円
【補助率】中小企業:2/3、大企業(中小企業以外):1/2
空港や市街地、ショッピングモール、ホテル、飲食店、駅などの公共空間においてサービスを提供するロボットの活用について、価値評価手法の確立などを通した、社会実装に向けたロボット導入実証やFSを行う計画を対象とします。



2.230例から見るロボット活用アイデア

2017年は7月28日に、公募受付が終了しました。

様々な業種・分野におけるロボット導入の実証や検証を行った結果も、ハンドブックとして見やすく公表されていますので、ぜひご参考にしてください。

補助対象事業

  • 労働生産性の向上
  • 過酷作業、熟練技能の代替・支援
  • 複雑・困難な作業のロボット化
  • 三品産業(食品・化粧品・医薬品産業)におけるロボット活用
  • サービスのバックヤード等におけるロボット活用
  • 日常空間におけるロボット活用
  • ロボットによる新たなサービスの実現
  • システムインテグレータの機能強化


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